NPO法人フリースクール地球小屋
様々な理由で学校に馴染めない子どもが心を休める居場所、学べる場所として。設立のキッカケとは。
学校に行かない、行けないというのは子どもに現れた1つのサイン。
子どもたち1人1人が、自分の特性を活かして社会にむけて自立していくことを支援します。子どもは、学校に行けるものなら喜んでいきます。しかし心ないクラスの子どもに執拗にいじめられていたり、
先生の態度に不安を覚えたりして平穏な生活が送れない状況なのです。みなさんも同じような状況になったら、と考えてほしいのです。学校に行かない、行けないというのは子どもに現れた1つのサインなのです。
当初は、保護者が学校に行けないわが子のことを理解しようと学習会からはじめました。居場所や学びの場所を子どもたち自身ではつくることはできませんよね。こればかりは大人がどうにかしてあげないといけない、ということで設立当初は、学校に行けない不登校の子どもたちの居場所、フリースペースとして立ち上げました。
子どもたちを地域で一緒に育てていくような社会を目指して。
誰だって得意不得意はあるものです。保護者のみなさんは他人の子どもと比べて不安になるのではなく、
この子どもなりの発達の仕方があるのだと理解してほしいですし、その子どもにとって必要な支援を各ご家庭でできるようなトレーニングのメニューをつくっていきたいと考えています。
もうご家庭だけで抱え込む必要はありません。ぜひお気軽に相談をしていただければと思います。子どもを育ているのはお父さん、お母さんだけではない、地域で一緒に育てていくような社会をつくっていければと考えています。そして子どもたちには多様な教育が受けられるような環境にしていくことがこれからも変わらない目標です。
最終更新日[2013年5月24日]